CASLUの構成について
CASLUのプログラムは大きく分けて、命令および注釈で構成されています。
まず注釈というのは、いわゆるコメントのことでプログラムの処理に影響しないものです。
命令はプログラムの動作を決定するものです。
CASLUの命令はアセンブラ命令、マクロ命令、機械語命令の三つに分類することが出来ます。
それぞれの命令の詳細については後述します。
CASLUの文法
CASLUの命令は1命令を1行に記述します。複数行に渡って命令を書くことは出来ません。
CASLUの行は注釈行、命令行(オペランドなし)、命令行(オペランドあり)のいずれかになります。
それぞれ詳しく見て行きましょう.
注釈行
その名の通り、注釈のみの行でプログラムには何の影響も与えない行となります。
注釈はセミコロンから始まり、セミコロン以降の文字列はコメントとして扱われます。
; これはコメント
命令行(オペランドなし)
次に命令行ですが、命令にはオペランドが必要なものと、そうでないものがあります。
ちなみにオペランドとは命令が行う処理の対象となるもので、命令によって必要なオペランドは決まっています。
基本的な、命令行(オペランドなし)は以下のようになります。
[ラベル] 命令コード
ラベルについては省略可能です。
命令行(オペランドあり)
次はオペランドがある場合の命令行を見て行きたいと思います。
[ラベル] 命令コード オペランド
以上が基本的なCASLUの文法になります。
次ページ以降では命令についてより詳しく解説して行きたいと思います。