CASLとは

CASLは基本情報技術者試験のアセンブラの問題で使用されるアセンブリ言語です。
COMETと呼ばれる仮想計算機に対応した仮想的なアセンブリ言語です。

なぜ仮想的なアセンブリ言語を試験に使うかというと、アセンブリ言語はCPUによって命令が異なるため、
特定のCPU向けのアセンブリ言語を出題すると受験者によって有利または不利になってしまうことがあります。
それを避けるために公平を期し仮想的なアセンブリ言語であるCASLという仕様を作り、試験を使用しているのです。

なお、CASLおよびCOMETは2001年に仕様改定されCASLUおよびCOMETUとなっています。
本サイトでも仕様改定後のCASLU/COMETUを扱います。

COMETとは

COMETは仮想的なハードウェアです。
仕様としては最低限のものが定義されているという感じで、例えば使用できる命令は28個しかないため覚えるのは非常に容易となっています。